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イラストの練習は何から始めたらいい? 初心者向け練習方法

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「今まであまり絵を描いたことがないけれど、イラストレーターになりたい! でも、どんな練習をすればいいの?」「絵を描き始めたばかりだけど、自分の画力を上げるために、どんな練習をしたらいいのかわからない」そんな人のために、今回は初心者向けの練習方法について解説していきます。

初心者は模写から始めてみよう

初心者向けの練習方法は、ズバリ模写です。模写とは、他の人の作品を描き写すことを言います。もちろん模写だけで画力を上げることはできませんが、初心者が行う練習としては最適だと思いますよ!

模写によって伸ばせるチカラ

初心者は、デッサンやクロッキーの練習を行う前に、まずは模写をしてみましょう。「他の人の絵を描き写すだけで、いったいなにが学べるの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。ところが、模写を行うことによって、「うまい絵の構造・構成、線のひき方、空間の使い方、描写の仕方」を頭にインプットできるのです。このインプットを作り出すことで、自分のなかの審美眼や基準を確固たるものにしていくわけですね。

模写をするときの注意点

◆途中でやめない・毎日行う

「練習」という名の付くものすべてに言えることですが、模写は必ず継続して毎日行ってください。模写の途中でやめてしまったり、面倒くさがって週に数回しかやらなかったりではいけません。それでは、画力の向上を望むのは難しくなってきます。もちろんムリをしろと言っているわけではありません。むちゃな習慣化によって絵を描くことが嫌いになったら本末転倒です。ただ、模写の題材を簡単なものにする、短時間で描ききれる題材を選ぶなど、毎日模写を行えるような工夫をしてください。

◆模写の題材に気を配る

模写の題材は、基本的に自分が好きな作家の好きな絵でOKです。ただし、最初から全身図は難しいので、まずは身体のパーツやバストアップの絵から手を付けていきましょう。また、模写する題材や作家はひとつに絞らないほうが良いでしょう。たとえば顔のアップだけ、手の模写だけ、というのは、無意味ではありませんが飽きてしまいます。また、多様性に欠けるので練習の質が下がってしまう危険があります。複数の漫画家やイラストレーターのなかから絵を選んでいき、ときには人体だけでなく動物や背景も模写してみましょう。

◆学びながら模写する

「この線とこの線がこのように伸びているからこの絵は立体的に見えるんだ!」「ここに空間を設けることで躍動感が出ているんだなぁ」という感じで、絵をじっくり観察し、できるだけ多くの「気付き」を得られるように意識して模写してください。立体感や躍動感を出すために、漫画家やイラストレーターは多くのスキルを使っています。そのスキルを盗んでやる気持ちで模写してみましょう!

まずは模写で「うまい絵」のインプットを

イラストを描くためのスキルを身につける前に、まずは模写をくり返し、自分の中に「うまい絵」の情報を徹底的にインプットすることが大切です。自分の好きな作家、自分の好きな絵なら、模写することも苦ではないはず。デッサンやクロッキーももちろん大切ですが、イラストレーターを志したばかりの初心者なら、

まずは模写から始めてみてください!

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